お客さまがほしいのは
商品だけじゃない。
その先の、本当に求められているものを追求したい。

アグリ・ビジネスユニット
S.H.さん
イノチオアグリ株式会社/栽培システム推進課
2020年入社
ここが聞きどころ! 入社2年目で専門的な知識を要する部署に配属されたS.H.さんに仕事の学び方とやりがいについて聞きました。

農業と関わる仕事をしようと思った
きっかけと、仕事の内容を教えてください。
高校生の頃から植物に興味を持ち、大学では植物環境制御学研究室に所属していました。そこで得た知識を活かしたいと思い、環境制御に関与する仕事を希望しました。環境制御に取り組んでいる企業は多数ありましたが、イノチオでは「お客さまの求めている機能」と「使いやすさ」を重視して機器の開発・改良をしていると聞き、お客さまに寄り添った提案や開発ができるという点に魅力を感じ、入社を決めました。

私が所属する部署には大きく分けて2つの業務があります。1つは栽培システム導入に関する業務で、もうひとつが開発業務です。栽培システム導入に関する業務では、担当地域での潅水装置や環境制御の設計から試運転までを営業や設計課の方々と一緒に取り組んでいます。お客さまの意見を尊重しつつ、商品を適切に使える条件を逸脱しないよう提案させていただきます。

また、ご使用いただいている機器が故障したときに修理をすることもあります。開発業務では、使用者からいただいた意見を元に、エアロビートの改良や、新しいセンサの導入検討、栽培に使用するトレーの開発などを行っています。

どんなことに、やりがいや達成感を
感じますか?
専門性の高い仕事で、特に営業からたくさんの質問や依頼をいただきます。それらに応えて、「ありがとう」という言葉をいただいたときに、営業の方だけでなく、もっと先のお客さまの役にも立てたのではないかと思い、やりがいを感じます。

まだ配属されて間もないですが、現場への同行だけでなく、お客さまが使っている機械を自社製品と連携させるといった開発業務にも携わらせていただく機会がありました。知識はもちろん必要ですが、実際の現場を肌で感じることは深い理解につながるということを学びました。

まだまだ知識も経験も浅く、先輩方に仕事を教えていただいている段階です。報告・連絡・相談を大切にし、しっかりと情報共有することでミスを未然に防ぐことができます。相談したときにはさまざまなアドバイスをいただくことで経験値が増え、自分の成長にもつながっていると感じています。

農業にどんな変化を起こしたいと考えて
いますか?
最近は「スマート農業」、「自動化」、「AI」などの言葉を盛んに耳にするようになりました。今までとは違う新しい農業へと進化していることを感じます。しかし、お客さまの数だけ、変化への対応の仕方があると思います。お客さまに寄り添い、変化を恐れない農業を広めていきたいです。 便利なものをただ開発・提案するのではなく、現場ではどのような問題があるのか、それを解決するにはどんなものが必要なのかを追求していきたいです。

PEOPLEイノチオの人財