WORK事業紹介

イノチオグループは、4つのビジネスユニット (BU) とホールディングスカンパニーで構成されています。各ビジネスユニットが明確な役割を持ち、それぞれの領域で専門性を高めて連携することで、農業経営者を強力に後押しするグループを目指しています。

4つのビジネスユニットで農業を総合支援

「アグリ BU」「フラワー BU」「プラントケア BU」 はお客さまを支援する中核事業で、農業のさまざまな面に渡って事業を展開しています。

一方、生産者と同じ目線の「ファーム BU」は新しい時代の農業を支える技術・人財を育成し、市場と生活者に農業の魅力を届けます。

ホールディングスは4 つのビジネスユニットを統括 し、各ユニット間でのシナジーを作っています。

アグリ・ビジネスユニット
アグリ・ビジネスユニット

農業用施設(温室)の建設、農業資材やシステムの販売。

農業用施設や農業用資材の提供を通じて、全国の農業経営者をインフラ面から直接支援するビジネスユニットです。グループ各社と連携し、様々な商品を最新技術と共に提案します。農業経営者に寄り添い、一緒になって農業経営をサポートします。


農業用施設の設計・製造・施工

農業の現場となる農業施設の開発から設計、製造、施工までを自社で行います。敷地の広さや形、栽培する作物などを考慮して設計。さらに管理やアフターサービスなど、建設後の対応を大切にしています。

理想の栽培環境を実現

農業にもITを利用した技術革新が起きています。経験や勘に頼らず、より正確で、より安定的な生産を可能にする最新システムを提案します。設計や施工、さらに効果的な運用のサポートまで行います。

既存施設のリフォーム提案

現代の農業施設は、テクノロジーによって省力化、省エネ化が進んでいます。それらの設備を既存の農業施設に導入し、経営効率を高めます。お客さまの施設や生産物などを考慮し、費用対効果の高いプランを提案します。

アグリ・ビジネスユニットの人財

プラントケア・ビジネスユニット
プラントケア・ビジネスユニット

農薬や肥料の販売から、栽培支援まで総合的にサポート。

農産物の栽培に必要な農業資材(農薬・肥料・資材など)の販売を通じて、農業経営者が現場で抱える様々な課題を解決します。また、病害虫診断や土づくりの支援を行い、農家さまに頼られる「プラントドクター」を目指しています。


農薬・肥料・土壌改良材の販売

農業を営む上で避けられないのが、病気や害虫による植物の被害です。被害が発生した植物を調査し、最適な処方箋を提案します。また、植物を育む土壌を分析して状態を確認。その植物にとって理想的な土づくりの処方箋を提案します。

防除提案・技術指導

天敵や微生物農薬を組み合わせて活用する総合的病害虫管理(IPM)の技術支援を行います。さらに、土づくりから栽培支援、予防プランまで、総合的な作物管理(ICM)を作成し、お客さまに提案します。
※ICM:Integrated Crop Management
※IPM:Integrated Pest Management

SDGs目線での農薬・肥料開発

作物を育てる人、それを食べる人にとって安全で、さらに植物や土への負荷が少ない、そんな農薬や肥料、栽培方法の開発を行います。R&D部門やメーカーと協働して各種試験、調査を行います。

プラントケア・ビジネスユニットの人財

フラワー・ビジネスユニット
フラワー・ビジネスユニット

花きの品種開発で生産現場を支えます。

菊・カーネーション・バラの新品種を開発し、日本全国、また世界約20ヶ国の生産者に品種の権利や種苗の販売を行っています。自社農場で花の栽培を行っているノウハウを活かし、技術面でも生産者をサポートします。


花きの品種開発・各種試験

菊をはじめにカーネーション、バラの品種開発を行っています。交配から3~5年をかけてさまざまな試験を行い、選び抜いた品種をラインアップに加えます。国内農場で育成した親株を海外の提携農場で増殖し、日本や世界の生産者へ届けます。

種苗の生産と販売

全国の生産者を訪問し、各地の気候やお客さまの栽培環境にあった品種を提案します。また、年に数回、実際の花を見ることができる展示会を開催します。国内だけでなく、世界10カ国以上でも種苗販売を行っています。

切花のプロモーション

育種した品種は自社でも栽培し、全国の市場へ出荷・販売しています。また、農場ではマーケティングの一環として、新しい品種の栽培も行い、市場から得た声を品種開発部門にフィードバックして品種開発に活かします。

フラワー・ビジネスユニットの人財

ファーム・ビジネスユニット
ファーム・ビジネスユニット

自ら農業経営を実践し、
新しい農業生産モデルの実証と共に人財を育成。

グループ内の4つの法人が露地、施設、大小様々な規模の農場を経営し、最新の資材や栽培技術の実証を行っています。栽培技術力や労務・経営管理能力を高め、そのノウハウをベースに新しい農業ビジネスモデルを構築します。


自社農場での農業経営の実践

新規で参入する農業経営者への支援として、経営者に求められる栽培技術や経営感覚をゼロから学べる研修を行います。また、農業法人への支援として、自社農場の栽培技術や農業経営データを活かした、アドバイスや技術情報を提供します。

農業生産モデルの実証と発信

次世代の施設園芸の姿を追求するイノチオファーム豊橋を運営※。高品質な農産物を、計画的かつ安定的に生産し、そこで得た先進的な技術を地域の農業に普及する役割を担います。熱エネルギーを活用することで化石燃料を削減し、2017年5月にGLOBALG.A.Pを取得しました。

農業を支える人財の育成・営農支援

栽培方法、作物、環境によって異なる農業経営や栽培技術を、データ等を活かしお客さまの抱える課題や問題点の解決につながる提案をします。また遠隔サポート、常駐サポートを通して全国のお客さまを支えます。

ファーム・ビジネスユニットの人財

ホールディングス
ホールディングス

グループ全体を統括し、戦略を立案。
新しいビジネスモデルを構築します。

総務、人事、経理、広報などの管理部門と事業企画、新規事業の立ち上げといった後方支援部門を兼ね備え、グループ全体を統括する役割を担っています。近年は人財教育に力を入れ、成長するイノチオグループを支えています。


グループ会社を管理面から支援

イノチオグループ全体の管理部門としての機能の他に、広報・マーケティング活動、情報システムの提供等により、各ビジネスユニットが円滑に活動できるようグループ全体をバックアップしています。

新規事業の立ち上げとサポート

お客さまの圃場にお伺いして現場の状況を確認しながら、栽培において必要な情報の提供やプランニングをします。

人財の育成・社員のサポート

事業企画の為の調査、研究開発、栽培実証等を行いながら、必要なノウハウやデータを蓄積・分析し、最適なサポートをすることで、お客さまと共に未来の農業を創造します。

ホールディングスの人財